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No.73 | 010928 -
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圏外日誌 - 2001年 10月 前期

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引っ越しました。
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011023 (BGM)

 日本に帰ったからには日本のドラマを観なければならん、つうことで『さよなら小津先生』を辛うじて観つづけてるんだけど。

 せめてあの仰々しい音楽はなんとかならいんですか。わかりやすく作んなきゃならない子供向けのアニメじゃないんだぞ。毎回モビルスーツの発進シーンがあって、激しい戦闘シーンがあって、戦場での悲しい別れがあって、とか、そういうパターンで毎話つくってく物語じゃ無いんだぞ。

 1クール通して盛り上げてでデカいオチをつけるミニシリーズ的構成なんだから、毎回毎回、つうかほぼ毎シーン毎シーン全く同じ“感動的な音楽”をかけっぱなしというのは、納得できないでござりますよ。ヨレヨレの田村正和が生徒を待ちに体育館に行くだけでまるでカエサルがルビコン河を越えたようなフルオーケストラ。もっと繊細な田村の心の機微を音楽は捉えられんのか。ああ感動が逆にどんどん薄まってゆく。

■朝納豆、味噌汁。■昼三ケ日宿のみかんクリーム・メロンパン。矛盾した食べ物だ。野菜ジュース。■夜さんま。味噌汁。ポテサラ。柿。


011022 ()

 雨。漫画喫茶。

 灰橋等につれられて入るのはもう4度目になるが、マンキツの真の存在価値を見出せた気がする。それは、「普段買えない漫画を読む」。

 マンガが好きならば、書評や売上ランキングなどで興味を引く「面白いマンガ」は悉く読んでみたいのだが、どーしても、これは、さすがに、恥ずかしくて、書店のバイトのおねーちゃんに手渡すことは出来ない。いやそれ以前にそのマンガが存在している本棚に立つことも恥ずかしい。そんなマンガがある。例え勇気を持ってそのマンガを手にとっても、もしも地元の本屋でコレを買ってるのを見られたら、こんなマンガが部屋の本棚にあるのが見つかったら、地球破壊爆弾ていどでは済まされないマンガがある。

 しかし、マンガ喫茶という閉鎖空間であれば、逆に堂々とそのマンガを読むことができる!

 ……で、『ふたりエッチ』を読んでみました。

 いやー、ネットの売上ランキングなんかでちょくちょく見かけて、一体なんだと思ってたのよコレ。売上はいいし表紙を見る限りイカニモな感じなのに、個人サイトやその辺のコミュニティで評価を見かけないのも不思議だし。


 感想。こりゃ売上ナンバーワンとか行くはずだわ。だって、これ成人指定かかってないエロマンガじゃん。ドエロ。中高生が買い漁るわなあそりゃあ。つうか内容は要するにセックスの手引書。マンガとしてどうこうじゃないんだから評価も無いか。

 6巻まで読んだが、セックスセックスセックスセックスセックスずーっとセックス。せめてラブコメとして機能すればいいのにそれもなく、いやセックスコメディとしても面白くない。設定なんかそれこそ中学生が妄想で作ったんかと思いたくなるベタベタ具合。アメリカのシチュエーションコメディ "Mad About You" みたく女がぎっくり腰になって1日中寝そべってたりとか、男がバイアグラ服用しすぎてマンハッタン走り回ったりとか、そういうまっとうなセックスを元にしたギャグがあってもいいのに。

 しかしそういった真っ当な面白さを超えて、あまりの馬鹿馬鹿しさに笑えてしまう。そしてなにより、いやその、……勉強になる……。そうかああやってやればスムースに行くんか……。もっと知りたい……続きも読みたい……。

 と、こうやってエロマンガを堂々と買えないぐらいの一般人も、作者の術中にハマってゆくのだった。恐るべし、ふたりエッチ。

 今度行ったらもっかい読もーっと。

■朝■昼ラーメンショップのネギ味噌ラーメン、激辛トッピング。いやホントに辛かった。■夜うなぎ。スーパーで買うヤツはホントに安くなって、タダのお惣菜と成り下がったようだ。つうかうなぎの一大産地を抱えるこの県であっても、そこに住んでる業者が「中級程度までなら正直言って中国産のほうがお薦めする」という時代なのだそうだ。人件費がクソ高い日本から養殖技術がまるまる海外に転移して行ったので、逆に日本より海外のほうがよいものを作れるのだとか。技術拡散てのはこんな分野でも起こるんだなあ。


011021 (古本屋なのに本買ってねえ)

 地元市に大型古本店のチェーンが遂にオープンつうことで灰橋と侵入を試みる。

 『2010年』のDVDが1000円だったので思わず衝動買い。2001年を見てキューブリックがどーたらこーたら言い、2010年を見てつまーんなーいとか言い腐る女はチューリップにして山に捨ててきても良いのではないだろうか。あの“沈みゆく”木星を見よ!

 ……まあジョン・リスゴーは僕も好きじゃないが。

 あと『ゲゲゲの鬼太郎』のサントラを発見したので灰橋に買わせる。最初は憂歌団(で漢字あってたっけ?)の名前につられて買ったが、このサントラ、イイよすっげえ。妖怪登場から戦闘シーンの音楽が盛り上がること盛り上がること。それでい80年代ゲゲ鬼太的な余分な派手さも無くシャープな感じ。まあ『ゲゲ鬼太』というものの本来の趣旨からしたらこんな盛り上がる戦闘シーンは極力無いほうが良いと思われるんだけど。事実、妖怪まんがのサントラというよりよくできた怪獣映画のサントラに近い印象。90年代ゲゲ鬼太もしっかり観てみたいな。

■朝パン。■昼栗おこわ。■夜大阪のおばさんが地元市に来ていたので食事につき合わせていただく。ロハでうめえもんたらふくくったぞ。しかし最近の日本料理屋ってのは横文字のメニューが多いなあ。栗とかぼちゃのコンポートとか。創作和食っつうよりただの洋食と違うんか。


011020 (永遠に理解できない女たち)

 えー、非常に面白い体験だったので赤裸々に書こうかと思いましたが自重します。

 ただひとこと言うなれば、世の中には成人式を過ぎて何年も経っても、キティちゃんグッズにメロメロで毎日何かひとつは(時計なりリングなりキャミソールなり)キティを身につけてしまいには男にもキティのトランクスを穿くことを強要するするおんなのひとや、路上にネコが現れるとどんなシリアスな会話をしていようが全て中断して車の窓にはりつき「かわいい〜! カワイカワイガワイイ〜! おーいにゃんにゃん。あ〜んガワエエ〜!」としか言わなくなるおんなのひとや、アルコールとタバコのニオイが染み付いた服でドヤドヤと漫画喫茶に入り、リクライニングシートにどっかり座っても読む漫画は『姫ちゃんのリボン』というおんなのひとがいるのです。

 われわれ男性にとって、真に怖いのはこういう女性達です。なぜなら、ナニ考えとんのかトンとわからんから。肝に銘じておきたい。

■朝なっとうごはん。■昼カップ麺。パン。■夜栗としめじのおこわ。


011019 (終了検定)

 月初めからやってる自動車教習は最初の山、実技の終了検定。ていうか昨日までエンジンのかけ方とめ方よく知らひんかったねんけど(ギアをニュートラルにとかバックにとかイチイチうっさいわあ!)、脱輪することも無くなんとか合格できました。しかし終わって検定官、陽気に「キミこのままじゃ、路上でヒト轢くからネ」。わーい。

 左右確認が遅すぎるんだと。じゃあ今からどおせいちゅうねん。教えとけよォ。

■朝パンとソーセージ■昼カップ麺、一平ちゃん。■夜ししゃも、ごぼうと牛肉の煮たのん。


011018 (地元うまいもん巡り)

 隣町のフレッシュネスバーガーでダベる。新メニュに「ユチャチャ」なんて名前で韓国の柚子茶(ゆじゃちゃ)が入ってて思わず飲んでみる。うめえなコレ。つうかまあ柚子の蜜漬をお湯で溶いただけの単純な飲み物なんだから、韓国で飲んだのとおんなじ味。日本でも地方によっちゃおばあちゃんが作ったりするって聞いたけど、これって日本で忘れられかけた味が韓国ブームに乗って戻ってきたと言えるのかも。

 しかしまた名前が「ユチャチャ」ってのは、日本語的にゃそっちの方がキュートなのか? ここで薀蓄放出。韓国語の「子」は日本人の耳では確かに“チャ”なんだけど、実際に「柚子」と発音すると濃音がハッキリするので日本人にも確実に“ジャ”と聞こえるのだ。これって日本語で「菓子」の“カ”が「和菓子」で“ガ”になるようなもんだと思う。ついでに韓国人女性には「ヨンジャ」とか「クンジャ」なんてジャのつく名前が多いけど、これって日本と同じ「子」で終わる名前。薀蓄放出完了。脳のメモリが342バイトほどフリーになりました。

 夕食は他人のカネで飲んだり喰ったり。同じ隣町でウニがドバッと皿で780円。スーパーより安いぞ。どこで仕入れとるんじゃ。これと川蝦のから揚げ、子持ち昆布があれば、あとは日本酒でなんぼでも粘れます。いやーこんなん他人持ちで喰えるんやったらなんぼでも地元にいます僕。幸せだったわあ。

■朝豚汁。■昼雑炊。■夜上記の通り


011017 (日記再開)

 そろそろヤバイ、そろそろやんなきゃ、と思ったまままた2週間ほど経ってしまって、どうなのよ? どうって、こんなモノです。日記再開です。

 デザインをまた少し変えました。で、これから2週間以内にはサイトを引っ越します。今月じゅうでニュージーランドのプロバイダのアカウントが切れるので。ああそうか、この日記は僕のニュージーライフの最後の最後の1部分になるんだな。

■朝パン、ソーセージ。■昼カップやきそば。■夜豚汁、オーブン焼き野菜、かつお刺身。


010930 (携帯メール)

 海外でゲームボーイ並の大きさの携帯電話を使ってた人間には想像もつかないハナシではあるけれど、日本では携帯電話を買えばもれなくメールアドレスがついてくる。つうことでイチイチ日本人向けの日記サイトでこんなん書くのはアホらしですな。i-mode のメールとやらを設定してみた。このサイトで公表してるのと同じように、ssng@docomo.ne.jp にしてみたら、もう30分後からジャンクメールが来るわ来るわジャンジャンバリバリジャンジャンバリバリハナビラ大回転。それは違う。いや違わなくも無い。そういう内容のメールばっかだからな。ウワサには聞いていたがここまでヒドイとは。文字数を長くすればするほど来づらくなるというので(しかしそう簡単にメールアドレスを変えられるというのもひとつ薄気味悪い話だ)、ファミレス帰りの灰橋の車の中で4人ほどで無い知恵絞った結果、ここはもうアドレスを単語にするのは古い。文章にしよう、と。で、出来たのがこれ。

sekiwoshitemohitori@docono.me.jp

 咳をしてもひとり。

 山頭火である。しかしこれが既に登録済みであった。というわけで上記のアドレスにメールを出せば日本のどこかにいる俳句ファンのヒトに届いてしまいます。で、またさんざ迷ったあげく、井上陽水のとある曲のタイトルから頂いた。全17文字でジャンク避けには十分だろうし、文章だから日本人には逆に覚えも良い。

jinseiganidoareba@docono.ne.jp

 人生が二度あれば。

 お陰様でジャンクメールはぱったりと来なくなったのだが、しかしこれを早速通常メールで友人知人関係にお知らせしたら、なんと4人もの人から人生に関するアドバイスを頂いてしまったのだった。人生……。


 ちなみにこの曲は言うまでも無く超名曲です。知らない方は是非聴いて頂きたい。聴けば誰もが人生が二度あればと思いたくなる、途方も無い魂の吸引力がある。

■朝納豆ご飯。■昼カップ麺。■夜なんや忘れたが親の手料理。


010928 (帰国)

 空の下に低く噴煙をたなびかせる三宅島を見れば、そこは既に東京都。およそ10ヶ月ぶりの日本に変化はないけれど、もう僕には「次に離れる日」は無い。そう思えば、ひときわ感慨深くもなろう……こともねーか。そんなわけで坂田健悟は5年半の海外生活を終えて、ただいま帰ってきましたよーだヘラヘラヘラ。ぷっぷー。

 旅行の荷物はコインロッカーに入れて、銀座のソニービルとやらで某さんを待つ。しかしこの国は、ひとが静かに歩いてるんだなあ。某さんと不二家で久々の馬鹿話に花を咲かせた後、まあ何もせずに新幹線に乗って一路サッカー王国へ。サッカー王国王都では再就職の面接だとかの旧友灰橋(恐らくこの日誌で唯一名前を持つレギュラーキャラ)と落ち合い、落ち合ったはいいが25kgの荷物を持ってくれもせずそれどころかローカル線のホームに上がるのにエスカレータを使わせないという嫌がらせを受けさらにそこで思いきりコケてしまい「頼むから近寄らないで下さい」などと冷静な目のまま薄汚く罵られ軽い殺意を覚えながら、地元市へ戻る。

 家でメシを喰う。遅く帰ってきた父親のヒトには「ただいま」も言わなかったような気が……。

 ま、日常。

■朝パン。仁川国際空港で。■昼機内食。■おやつ不二家のヴェトナム風ぜんざいだかなんだか。■夜そば、さんま。美味。泣。



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