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The 52nd Emmy Aword Report
2000年度 第52回エミー賞 授賞式速報
emmy


年に1度のテレビの祭典。アメリカの日曜夜に行われるが、24時間近い時差があるニュージーランドでは、2時間に編集されて、数時間遅れでこちらのゴールデンタイム(時差的には翌日の夜になる)に放送される。






山中:憶えてるかたは数人しかいらっしゃらないと思いますが、1年ぶりのご無沙汰でした。またしてもやってしまいますこの無謀企画、エミー賞リポートの司会を務めます、思考サブルーチンの山中です。

田辺:サイトのリニューアルがあって去年のリポートは既に封印のなかなんですがね、実はもう3度目なのですよこのリポート。解説サブルーチンの、田辺です。しかしもう3度目ですよ。つうことはこのサイト、既に3年もやってるんですよアンタ。この地の果てニュージーランドで。信じられねえ。

山中:そうですねえ。そのワリに月あたりのヒット数が去年からまったく横ばいなんですが、特にこのテレビコーナー、内外の海外テレビファンのかたに読まれているんでしょうか?

田辺:絶対読まれてないと思います。悲惨というか、基本的にバカですね読まれないサイトを3年も続けるのは。あーもう3年ですヨ3年! もし全てが順調なら既に日本に帰国して就職してたりするハズなのに! 俺はなにやってんだこんなところで!! 出してくれこの国から!

山中:ほらほら本筋と関係無いとこでウダウダ書くから読まれないんですよ。読んだらゲストブックに書いてやってくださいね。スネてますから。感想は勿論のところ間違いの修正がいちばん嬉しいです。ところで今回のニュージーの放送、前の番組が サード・ウォッチ だったんですが、どうですかこの作品?

田辺ERの製作者(の一部)が去年作った意欲作ですな。救急隊員、警官、消防士の活躍をパラレルに描く。しかしどうでしょう、ERに比べてストーリーがやはりバラバラすぎてる感じがするし、そのワリにスピード感があるというわけでも……。実際のところ今回のエミーにはノミネートされてませんし、実際に打ちきりのようです。なんか去年のブルックリンサウスを彷彿とさせます。

山中:相変わらず厳しいですな。さあニュージー時刻、午後9:30となりました。始まりましたエミー賞です! ……っと、いきなりサヴァイバーのパロディスケッチですが。

田辺:サヴァイバーはいわゆる「リアリティ・ショウ」のトップですね。素人を孤島で生活させて、毎回々々芋虫食べさせたりとかの、生き残りゲームをさせる。日本でやったら電波少年とかのお笑いなんですが、何故かアメリカでやらせると、すっげーシリアスなドラマになってるんですな。んでこのパロディスケッチは、番組の最後で出演者のひとりの追放を決定する投票のシーンを模して、司会者を決めるという設定。おっウワサの「マニュピレティヴ」(背後で操るといった意)という単語も出てきました。ツボですな。

山中:日本にいる方には実にわかりづらいかもしれません。選ばれたのはこれも日本では全くなじみの無いと思われる、ギャリー シャンドリングです。NZでもなじみが無いんですが。

田辺:コメディアンですな。2年ほど前までのケーブル系で放送されていたギャリー シャンドリング ショウは、アメリカではその質の良さでひどく評判が良かったんですが、ニュージーでは未放送です。ちなみにX−ファイルのデヴィッド ドゥカヴニーの親友だけどよう知らん。

山中:いきなりあんまり知らないヒトが出ちゃうと、やっぱツライですね。アメリカ本国とニュージーとの情報の差は大きいですね。去年の暗黒舞踏とかわって、今回は彼のテレビネタで決めた手堅い喋りでオープニングの笑いを取ってます。

田辺:爆笑というわけじゃないんだけど、やはりプロの芸、とでもいうか。おっ シェール(シェア)が映ってる! 黒い長髪にまっしろい肌。妖怪人間ベラを地で行ってる、つうかそのまんま模倣したんちゃうか? うわー怖。あ、ブラッド ピット もいるな。ついこないだフレンズ のレギュラーと結婚した、あーとあれ誰だっけホラホラ。

山中:あなたフレンズにゃテッテー的に興味無いヒトですねぇ。

田辺:だってつまんないんだもーん。

山中:そういう暴言も、日本からのヒット数が伸びない大きな理由です。もういいです。さあ最初のプレゼンテターは クリス ロック。黒人のコメディアン、ですか? 非常によく見る顔なんですが覚えてません。発表はコメディ・助演女優。受賞は、ミーガン ムレイリーウィル&グレース です。

田辺:来ましたねえ! 嬉しいですねえ! 詳しくはこのサイトの説明を見て頂くとして、コレは取ると思ってました。ふたりのゲイを相手にまわして、体を張った お下劣ギャグが大好きです。しかし彼女が助演で取ったとんで、主演のディブラ メシングはますます難しいと見ていいんじゃないでしょうか。あっちは セックス&シティサラ ジェシカ パーカー に行くと思います。実際 ウィルグレ では、メシングよりムレイニーのほうが個性が際立ってて、笑いとしては上だったと。

山中:続いての発表は、日本でもおなじみ ダーマ&グレッグ の主演カップル、グレッグ ジャーマンジェナ エフルマン による、コメディ・助演俳優です。

田辺:この夫婦ももう3年目ですか。なんか倦怠感に満ち溢れてるような。

山中:ってショウの中での話でしょうが。受賞は…… ショーン ヘイズ! おおっと ウィル&グレース が連続です! ゲイですよゲイ! 田辺さん!

田辺:嬉しいんかおい。彼はムレイニーとコンビになるゲイ男性で、ま、ゲイらしいゲイですがね。おっと緊張しているのか意外と大人しいコメント。

山中:なんか冷たいですよ田辺さん。ファンのクセに。ファッションとか好きなクセに。続いてプレゼントするのは フレンズマシュー ペリー でしたか僕も名前よく覚えてません。発表はドラマ・助演女優。受賞は アリソン ジェイニーウェスト・ウィングからです。

田辺:ペリーも本当に太っておっさん体型になったな。それはともかく、ウェスト・ウィングは昨年から始まった、なんとアメリカ大統領を舞台にした政治ドラマです。本国では第2シーズンが既に決定しているようで、かなりの評判のようですな。ニュージーは都合よく今週の木曜から放送で、わたしはまだ未見です。受賞したのは濃いい顔したおばはんですが、どんな役なのか、全く不明のところ。

山中:はやく観たいです。お、シャンドリングの舞台裏がちょっとしたインターミッションのスケッチとして入りますね。前述のサラ ジェシカ パーカーと、ちょいと下品なセックス話をしてます。そんな漫才に続いて出たのは、フェリシティの青春ケリィ ラッセル

田辺:フェリシティの青春もまだ続くんですねえ。僕はもう全然買ってないんですが。まあ ドーソンズ クリーク よりは空気が良いかな、と思う程度で。

山中:恋愛モノにはとことん厳しいんです。このヒト。あいかわらずハスキーボイスがいい感じの彼女が紹介するのは、昨シーズンの印象的な、ロマンスに関するシーンをまとめたビデオクリップです。

田辺:なるほど。アリー my ラブ から アリービリー の最後のわかれ、ER の ダグ ロス(ジョージ クルーニー)キャロル ハサウェイ(ジュリアナ マーグリース) の再会、フレンズ のあの2人の、おっとコレは言っちゃいけませんな。いくら嫌いでも仁義は守ります。ファンの為に絶対秘密にせねば。おおっと プラクティス のシーズンフィナーレの結婚シーンも、うわこれけっこう楽しみにしてたのに観ちまったあ! しかもこんなシーンなの!? うわちょっとヤダぞオイ。

山中:どれも重要なシーンなので詳細は明らかにしませんが、もひとつ最後のクリップは、コメディ フレイジャー の、デフニとナイルズのランナウェイ・ウェディングのシーンです。このコメディ、3年間言いつづけてるように、日本では全く未紹介なんですが、高い品位を長いあいだ保ちつづけ、非常に面白いです。

田辺:去年まではウソみたいに賞を取りまくってたコメディで、よっぽど協会にひいきにされてるんかと思いました。実際シャンドリングも主演のケルシー グレマー に5回も主演俳優取られたとブチブチ言ってましたし。しかし今回は、まあノミネートはされてるんですが、どうも勢いは衰えてるみたいですな。

山中:そのフレイジャー、デフニ役の ジェーン リーヴェスザ・プラクティス のリンゼイ役 ケリー ウィリアムス が発表するのは、ドラマ・助演俳優です。

田辺:ウィリアムス、なんか陰が薄いですね。助演俳優には同じくプラクティスの マイケル バダルーコがノミネートされてますが、どうもプラクティスそのものが、今年は陰が薄い感じです。面白いんだけどなあ。最後の結婚ネタで俗に走りすぎて嫌われたのかなあ。

山中:獲得したのは リチャード シフ。再びウェスト・ウィングときましたか!

田辺:おお、綺麗に占められましたね。このハゲのおっさん、いろんなドラマで相当印象に残るゲストキャラを演じてるひとです。シカゴホープ、ER、NYPDブルーなんかに出てたかな? 冴えないオッサンとか、ちょっとキチガイ入った役が多いんですが、このドラマではわりと切れ者っぽい役みたいです。どんな演技を見せるのか、楽しみ。

山中:おっと、エミーの会長とかいう、マリル マーシャル ダニエルスてなおばはんが出てきましたよ。

田辺:ハデなババアだなあ。髪型はちょっと前の実写版 101匹わんちゃん の敵キャラを彷彿とさせます。たぶん女優だとは思うんだけど。なんかスポンサーのノキアをさらっと口にして、エミー協会の活躍とか、シナリオライターの社会に与える重要性なんかをとくとくと説いてますな。

山中:彼女が紹介したビデオクリップは「リスクテイカー」というテーマで、ドラマの印象深い、感動シーンの連続です。

田辺:おっ、ウォーキング ウィズ ダイノサウルススタートレック:ヴォイジャーなんかもちらっと見えますよ。美しさが印象深い、ということか。しかしやはり印象深いのは、ロー&オーダーの残酷な法廷シーンや、ERのアルツハイマーに犯された老医師とドクター・ウィーバーとの対話など……。こうやってほんの少し観るだけで、やはりこれらアメリカ製ドラマの品位の高さ、美しさには引き込まれちゃうんですが。わたし。ただカッコイイセリフじゃないんです。言葉の向こうに社会が、世界が見えるんです。

山中:カッコつけてますねえ。ケッ。さあCMがあけて、シャンドリングがこんどは逆に実に下らんテレビシーン(テレショップとか)のクリップを紹介したあと、スピンスティの第4シーズンヒロイン、ヘザー ロックレアーが登場です。紹介するのは、ドラマ・最優秀脚本

田辺:ここで注目すべきは、5つの枠のうち、ふたつが ソプラノ、もうふたつが ウェスト・ウィングという情況にはさまれて、最後のひとつに喰いこんでるのが バフィ ザ・ヴァンパイア スレイヤーである点でしょう。このシリーズ、ドラマにカテゴライズされるのは微妙なぐらいの、テンポよく良質なギャグの要素が実に素晴らしいと、わたしは去年から力説してるんです。今回ノミネートされてる "Mutant Enemy" というエピソードは未見ですが、協会に推されたからにはシリアスなエピソードなのかなあ。あの笑いのバランスの良さを評価して欲しいけどなあ。しかしソプラノとウェスト・ウィングのせいで、プラクティスもERもすっかり追い出された感じですな。そういやシカゴホープはどこいっちゃったんでしょ。

山中:受賞は、おおまたしても ウェストウィングアーロン ソーキン及びリック クリーブランドですかとなりました。

田辺:なんか観てないんで何にも言えないのがツライです。木曜からの放送が楽しみです、としか言えない。多分2,3年もすれば日本にもかなりの確率で輸入されるでしょう。あれだけ衛星放送が普及すれば。

山中:インターミッションの舞台裏スケッチコメディ、今回はトイレから中継です。どうやら毎回シャンドリングと有名テレビ・セレブりティが会話するシリーズらしいですが。

田辺:お、出てきたのはウワサの ディヴィッド ドゥカヴニー。やってるのは例によってまたゲイネタですな。下半身に触ろうとしたり。ドゥカヴニーは相変わらずいいボケっぷりです。キャラを心得てる。

山中:彼はコメディアンのほうが向いてるんじゃないですか? 前にコメディのゲスト出演で賞取ったし。さて、続いて登場は、遂に10年目に突入の長寿人気法廷ドラマロー&オーダーの刷新されたレギュラー、アンジー ハーマンジェシー L マーティンです。マーティンは日本では アリーmyラブ の第1シーズンでアリーとつきあった黒人医師と言えば通じるでしょうか。発表はドラマ・最優秀監督。受賞は、またですか、ウェストウィングトーマス シュラミ

田辺:彼はトレイシー テイクスオンスポーツナイト といった過去の受賞コメディで撮ってるそうですが、シリアスなドラマでいきなり取るとは。つくづく強いですな、ウェストウィング。政治ネタはある意味、社会派ドラマの北極と言えるんで、協会は大好きなのかもしれません。もうちょっと幅のある選考も、とも思うんですが。

山中:このカテゴリにも、プラクティスは入ってませんねえ。そんなにダメだったんでしょうか。

田辺:なんだかそんな気になってきてしまうから怖いです。入ってないといえば今年はX−ファイルがどのカテゴリにも見当たらないんですが、あれも僕に言わせれば質的には全然落ちてないと思うんですよ。出演者にトラブルとかゴシップされてますが、ネタ的にはあのデタラメ加減がほんとに良い油の乗り具合で。しかしまあ、飽きられちゃったのかなあ、と。

山中:CMがあけて、サインフェルドでおなじみマイケルリチャードが紹介するのは、ヴァラエティ・音楽部門の最優秀作品です。

田辺:しかし彼の芸風はサインフェルドの頃と、ちっとも変わってないですな。うーん、ひつこいだけでもうあんま面白くないぞ。えーと、受賞したのはデイヴィッド リターマンの レイトショウですか? こっちはもう我々完全にアンタッチャブルですな。ニュージーランドではレイトショウの放送もなくなっちゃったし、そのライバル番組、ジェイ“アゴ”レノの トゥナイトショウ はもとから無いし。あ、レイトショウのクリップは、ゲストがヒラリー夫人で、ジェイ・レノのほうはアルゴア! あー観たいなあ。アメリカ行きたいなあ。

山中:受賞したのはレイトショウでした。発表するのはリターマンに代りプロデューサーですが。彼はインチキ心臓手術を受けたとか言ってますがちっとも解りません。ニュージー環境の悔しいところです。

田辺:しかし今年は音楽番組が不振だったようですな。

山中:そうしてインターバルの舞台裏コメディに入りますが、マイケル J フォックスがシャンドリングとからみます。再びゲイネタで盛り上げてますが。

田辺:え、このヒトほんとにゲイなの? 違うの? ああもう欧米じゃ誰も信じられない。目が合ったらゲイと思え。ほんと。

山中:続いてのゲストは、オープニングの妖怪人間こと70年代アイドル シェール(シェア) なんですが……。

田辺:あれっ金髪になってる!? ウィグ? それとも1時間でマジに染めたの? どっちにしろ妖怪だな体毛の色ぺかぺか変えおって不気味な。発表は、コメディ・主演女優か。受賞は、パトリシア ヒートン!? って、みんな大好きレイモンド!?

山中:おやおや。田辺さんついさっき、セックス&シティに行くって言ってませんでしたか?

田辺:黙れ小僧。しっかし、レイモンドが入るとはなあ。レイモンドはどっちかというとディタイムに向いてるような、まったりゆっくりファミリーな感じの強いコメディなんだけど(日本には未紹介)。ティム アレンホーム・インプルーヴメント が終ったら、こっちが入るようになったか。僕的にはこのテの、やわらかな感じのするコメディがノミネートされるだけで不思議に思っちゃうんだけど。

山中:しかし、こういうコメディを求めてる視聴者層、というのは確実にありますよね。

田辺:おまえは口を挟むな。まあホームインプルーヴメントよりは質は高いとは思うけど、どうもなあ。セックス&シティだってウィル&グレースだって、十分演じてたと思うんだけど。ちょっと可愛そうだ

山中:なんか永遠にグチグチ続きそうなんでさっさと次行きます。コメディ・主演俳優を発表するのは、フレンズジェニファー アニストン

田辺:あっブラピがまた映ったってことは、結婚したのはこいつの方か。こっちもみんな大好きレイモンドウィル&グレースが入ってるけど、まあこのカテゴリーだけは、受賞は言わずもがな、でしょう。マイケル J フォックスです。

山中:彼は前シーズンで、持病のパーキンソン氏病治療に専念するため、スピンシティを降板してます。

田辺:しかしその感動の最終エピソードは、演技や脚本の質として冷静に見たら、全然たいしたことなかったんですが。

山中:ほんとパーキンソンだろうがアルツハイマーだろうが容赦なく厳しいヒトですね。さて、ERジュリアナ マーグリース が紹介するのは、毎年恒例、ハリウッド故人録です。

田辺:毎年困るといえば困るんだけど、昔のことはホントわからんのよ。白黒時代のヒトが死んでも、なあ、オイ。

山中:ってこっちに振らないで下さいよ。こっちは温厚な性格で売ってるんですから、迷惑です!

田辺:態度でけえじゃねえかテメエ。

山中:さあ、キチンと進めましょう。ほら、ソプラノナンシー マーチャンド が出てますよ。マフィアのボスの母親役で、ほんとに痛々しいぐらいの老婆を演じていましたが、実際シリーズ進行中に、亡くなりました。

田辺:おっと、スヌーピーのチャールズ シュルツも紹介されてますな。しかし映像に出てくるのがアニメ版のスヌーピーって、ほぼ遺作となった キャロライン イン シティ のオープニング映像はどうしたアンタ!

山中:そんなマイナーなもん、誰も覚えていないんでしょうよ。さて、ステージには昨年本国で惜しまれつつも終了した刑事ドラマ ホミサイド のフランク役、アンドレ ブラウガーの登場です。発表はドラマ・主演女優。受賞は…… シーラ ワード

田辺:あやー、ワンス&アゲイン ですか!? このドラマ、今出ているアメリカ本国の今秋からの番組編成表にも載ってないし、ニュージーじゃ5話も放送しないうちに打ち切りになってますよ! あーまたもったないことを。彼女の演技をマトモに観たのはワンス&アゲイン の1回のみなんで、たいしたことは言えないんですが……。

山中:こんどの舞台裏スケッチは、あいも変わらず激痩せの カリスタ フロックハート とシャンドリングの、これまた例によってアリー風のセックストークです。発表は ドラマ・主演俳優

田辺:しかしフロックハートといい、脚本通りとは言えみんなテレビのキャラクターに頼った喋りをしますねえ。ノミニーを見ると、ここでやっと NYPDブルーデニス フランツ が入ってきます。あとは ロー&オーダー の刑事&検事の渋いコンビふたりが入ってる点でしょうか。 受賞は、しかしながら、ソプラノジェームス ガンドルフィーニ! 精神科医のカウンセリングにかかって人生に苦悩する、マフィアのボスを演じてます。

山中:客席の完成もひときわでした。相当の人気のようですな。しかし実際に受賞した数は、意外と少ないんじゃないでしょうか、ソプラノ。

田辺:指摘されるまでもなく解ってることです。どうもウェスト・ウィングが強すぎるようですな。しっかしガンドルフィーニ、黒いスーツを着させると、さすがマフィアのボス役らしく、相当ゴツイです。それが顔赤らめて、モノリスに梅干乗っけたみたいですな。

山中:おお、CMに合せたように(ていうか合わせたんだろうが)ソプラノの新シーズンプロモが入りました。相変わらずカッコエエですなあ。日本でも放送が決まってるようで、是非観てください。

田辺:ちょっと長くて、結構観るのに集中力が要るんですが、きちんと観ればやはり言うだけのことはあるドラマです。僕が観たのはまだ第1シーズンのみですが、あの綺麗なオチのつけかたは、セックス&シティと並んで、すげえなあ、と思いました。エピソードや作品全体のテーマに沿った、お洒落でコミカルなオチが毎回しっかりつく。ストーリーそのものは暗く長い話になることが多いんだけど、このユーモアのセンスが実に心地よく、これで、1話1話の、作品としての完成度がぐっと上がってると思います。

山中:さあ、式はいよいよ佳境です。出てきたのは……ブルース ウィルスだ! 発表は コメディ・最優秀作品です。ノミニーは、みんな大好きレイモンドフレイジャーフレンズセックス&シティ、そして ウィル&グレース

田辺:まず、個人的な好き嫌いでなしに言いますが、フレンズはほぼ確実に受賞しないでしょうな。あれも10年近く放送され、完全にダレてる感があります。すると、セックス&シティかウィル&グレースか……。

山中:受賞は……、ウィル&グレース でした!

田辺:ん、そうですか。セックス&シティは席を譲ったか。まあなんだかんだで、ファンなんで十分嬉しいです。すみませんその程度の解説しか出来なくて。

山中:そして最後、ハリー バリーが発表する。、ドラマ・最優秀作品受賞は、ノミニーは、ERロー&オーダーザ・プラクティスソプラノ、そしてウェスト・ウィング。受賞は……ウェスト・ウィング

田辺:あー取っちゃったいましたねえ。ほんとまだ観たことが無いんで歯がゆい思いなんですが、これから、コイツがそこまで協会員を引き入れたのか、実際に観て見極めたいところです。ウェスト・ウィングは、18部門でノミニー、9つ受賞だってよ。スゲエなこりゃ。

山中:……そんなわけで、終りましたが。

田辺:終りましたな。

山中:ええと、まとめの感想なんですが……

田辺:……すんません、もーちょっと、待って頂けます? いまイスからひっくり返って背骨折って半身不随になるんじゃないかと思うぐらいハデな船漕ぎしちゃったんで、ちょっと寝ないと、まともな文章書けそうに無いです。

山中:あしたはプレゼンテーションでしょ。どうすんです?

田辺:なんとかする。

山中:では、このファイルは、明日にでも書き換えられて、再びアップロードされます。そのときに読みなおしてやってください。ひとまずここで。



ONLINE: '00.09.11




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