資料 ニュージーランドのロングステイ詳細


近年日本人のロングステイや移住に関するニーズが高くなっております。
TVや雑誌、本などにも多く紹介されるようになり 旅行会社もロングステイ関連の商品を数多く取り揃えるようになりました。
反面 現実はこんな筈ではなかった、予期せぬ出来事が多すぎた等 失敗している人々もおられる話を耳にします。
ここでは年金で暮らしている人達にも出来るニュージーランド滞在、そして海外経験が少なく 言葉にも不安があり、
現地の日本人によるサポートが欲しいと考える人達に焦点を当てて ニュージーランドでのロングステイのやり方を考えてみました。
又一人でも多くの人々に快適な海外生活が得られるよう 良い点、留意したい点を併記させて頂きました。 


1、ロングステイヤーのニーズ
2、今 何故ロングステイなのか?(日本の国民性そして現状、未来&NZの国民性そして現状、未来
、ニュージーランド、カイアポイの魅力と留意しておきたい点。
  (ルール、泥棒、不便がいっぱい、スローライフ、ハプニング、旅行、自然の恵み、気候、天災)

NZ生活への手順 (ロングステイの前に身に付けたい点、体験滞在、ロングステイ、移住)
、資料(ロングステイヤーのニーズと実態、生活費の目安)



1、ロングステイヤーのニーズ
ロングステイヤーのニーズについて2つの面から考えてみました。

1−1:ゲストハウスのお客様からの要望
弊ゲストハウスに宿泊されたお客様が日本に帰られた後、メールの交換をして感想を頂き、
その中に ロングステイを御要望されるメールを頂いたのが始まりでした。

その内容は要約すると下記のイメージでした。
カイアポイは自然と便利性が同居しており、居心地が良い。もっと長く経済的に滞在したいが英語に不安がある。
病気や事故のアクシデントに備えたいし、地元の人達と交流もしたい。
このためにある程度のサポートを受けながらゲストハウスの近くに住めたらいいのに・・・等の思いでした。

1−2:アンケートの結果
一方 アンケートを取った興味深い資料があります。(表―1参考)
このデーターを観察するとニーズと結果がおぼろげに見えてきます。内容は下記の通りと推察しました。

ロングステイは御夫婦一緒に候補地は1位から3位まで文化水準が高い英語圏を希望しており、
過し方は自然の中でゆっくりのんびり、異文化交流を期待し、予算は15万円〜30万円でアパートかタウンハウスで暮らしたい。
と言う姿が浮かび上がっています。そして主なる不安要素として 治安、医療、言葉を挙げており、
意外だったのは今話題の東南アジアの国々には積極的では無い事でした。
熱帯地域は暖かいが水の悪さ、治安の不安定さが快適な生活を阻害する要因と判断をしているのではと推定するのです。

一方滞在期間を見ると当初の計画では1ヶ月以上〜1年未満が80%に対し結果は1ヶ月未満が60%になっていることは、
結果として経済的にも生活のエンジョイも満足されているとは言えない現状ではないでしょうか。

この2つのニーズに共通していることは、治安、医療、言葉の不安を乗り越え、年金で可能な経済的な滞在を求め、
文化レベルの高い国で現地の人達との交流をしながら 暮らしたいと希望しているのです。

2、今 何故ロングステイなのか?
:日本の国民性そして現状、未来
日本は教育水準も高く、世界に通用する経済能力を持ちながら どうしてこんな状況になったのかと今更ながら考えてしまいます。
日本人は元来 礼儀正しく、きれい好きな、温和な、人を直ぐ信用する、お金払いの良い、長年所謂お上の言う事を素直に聞いてきた実績は、
操作する側の役人や政治家の人から見ると好都合な特徴を持っています。単一民族、島国故に海外への生活にも慣れてはいないのです。

このような日本人は観光客として ロングスティヤ−としてもどの国でも最高のお客様なのです。

NZに住み 改めて日本の便利さを感じます。お金さえ払えば何でも手に入れる事が出来、
電車やバスの公共交通機関も2分から10分間隔で運行され、その充実ぶりは流石 世界の工業国と
NZの人々も羨望の眼差しで日本を見ています。
反面何をするにも多額のお金を必要とし 今後益々増加する年金生活者に不安を与えています。

こんな実状がありながら 国の借金は増加の一途を辿り 何時まで国債30兆〜40兆円を発行するのか
政府は今までの路線を一向に変えようとはしません。更には 国民が蓄えた年金資金を勝手に無駄使いし 
お金がないからと言って 給付金や支払期限を変更するなど
国民にしわ寄せしているのをみると本当に福祉国家を目指している国なのかと疑いたくなります。

背景には“国民は自分達の私腹を肥やすために存在するもの”と言う官僚や政治家の考え方があり、
又これを許す日本人の温和な国民性を利用しているのではと疑心暗鬼な気持ちでいるのは私だけでしょうか。

更に近年 内部告発など改善されたとは言え まだまだ不足している情報開示能力です。
従来の隠ぺい体質は先に延べた国の借金を 手を変え品を替え国民に負担を求めて来るのは必至と誰もが思っている事であります。
今まで長年の慣習で培って来た 様々な癒着や天下り等は 官僚、政治家、そして国民を巻き込んだ公共工事の談合、
短期間では変えられない仕組みとなっています。

近年ロングステイのニーズが高くなっている理由の1つに日本の将来に対する不安が大きく影響しているのではと思われます。


NZの国民性そして現状、未来

恥しがりや、物を大事に使う、質素な日常生活、素朴な性格等日本人との共通点は多いのですが、
差異点は経済、お金より如何に人生を楽しむか?国民も政府も如何に小さい政府をつくるか?至る所に張りめぐされた誇り高いボランテア制度
 そして良い学校=良い会社=良い収入とは考えず、人それぞれ好きな事をやるのが一番と言う 
価値観の異なる個人主義が日本との主なる違いであると考えます。

NZは建国約150年と歴史は短いのですが 、成熟社会になっての歴史は長く 社会保障も英国の“揺りかごから墓場まで”を踏襲しています。
日常化しているボランテア制度や、外国人でも交通事故による傷害は医療が無料で受けられるACC制度など、人に優しい仕組みが多くあります。

エネルギー資源は豊富な水力を主力とし、医療水準、食料自給率、教育水準も高く文化程度が高い英語圏の小国であります。
国民全体が正直さや素朴さを大事にしている為か その代表者である政治家 官僚の汚職はほとんど聞いた事がありません。

経済よりも日々の暮らしを楽しむ事を重要視し所謂 資本家と労働者の労使協議でも賃金向上より休暇の増加が主なる議題となっています。

しかしながら 反面 税金は高く消費税は12.5%と国民に高負担を求めています。
そして肥満による健康悪化による医療費の増加、原住民であるマオリの人たちへの過度な優遇政策への不満、
大都市の公共交通機関の整備など課題は持っているものの 既に高水準の成熟国家に達していると思われ、
大自然の中でのスローライフはストレスを避けた生活になっているのではと感じます。

経済にしても今後大きな成長は期待出来ないと思われますが、国民性からも自分達の生活ペースを守った確実な成長が見込まれます。

、ニュージーランド、カイアポイの魅力と留意しておきたい点
:NZの魅力
@:雄大な大自然と素朴な人々
島国なのに雄大な自然を持ち、彼らの素朴で正直な人間性や自分達の利益や野心を優先しない。
そして弱い立場の人には優しい国民性は 居心地が良いコミニティーをつくっている ソフト、ハード面とも バリアフリー先進国です。

A、温暖な気候と少ない天災
日本と同じように四季が有りますが それより1日の中に四季が存在します。
冬でも太陽が出れば半袖で過ごしますが 夏でもストーブが必要な時が有ります。
しかし四季を通じ温暖で凌ぎやすいのが特徴ですが 紫外線が強くサングラスや日焼け止めは持ち歩きが必須条件です。
温暖な割には蚊や蝿は少ない。蚊取り線香はNZでも売っているが殆ど使用する事はなく第一刺す蚊は住宅地には殆どいない。
蝿も手で捕らえられる程鈍間である。

台風、地震は軽微なものが年に1回程度、洪水は水が豊富にある為小規模の川の氾濫が数多く発生し、
道路が一時停止される様な事はあっても頻度は少なく程度も軽いのが実状です。

:カイアポイの魅力
@:ロケーションの良さ 
事故や事件、病気等の急変時を考え国際空港にアクセス容易な事、日本食材を調達容易な条件として大都市に近い事、
自然と買い物、乗馬やゴルフ等のアクティビティの便利さを共存していることが挙げられます。

A:生活環境が良い
生活の基本である 空気と水が美味しい事。
カイアポイ一帯は砂地の上にあり、NZの中でも生活環境の基本である 空気と水が美味しい場所です。
空気は軽く水は水道からミネラル水が飲め、この水で炊くご飯やお茶は格別です。

B、小さいコミュニティー
人口1万人故コミュニティーは小さい。
我々のような外国人は地元の人達とサポートがあるないでは 日常生活の上で楽しさ、安心さが異なります。
又地域にとけこむ努力をすれば暖かく迎えてくれ、ゴルフ場 銀行 不動産など知り合いが多いと何かと心強いものです。
小さいけれどしっかりとしたコミュニティーはお互いわるい事が出来ず治安も自然と良くなります。カイアポイは治安も良く人々はとてもフレンドリーです。


:留意しておきたい点
@:ルールがいっぱい
雄大な自然が国中にあります。この自然を守る為各種のルールが多くあります。釣りではタイは27CM以上10匹迄
あわびは125mm以上のサイズを10個迄等多くの守るべきルールがあり、違反時は重い罰則が待っています。
何事も正直者を前提に国のルールが成り立っています。入国時の審査でルールを無視し罰金を支払っているケースが後を絶たない様です。

A:不便がいっぱい
日本食材も購入場所や種類は限定され 且つ高価である。公共交通機関も列車は1〜2本/日バスは1時間に1本と
日本並みの間隔は期待しては無理である。娯楽も日本の映画は1〜3本/年、TVも素朴な番組しか期待出来ず、
パチンコ等は逆立ちしても出来ない事情なのです。その代わりにトレッキング、ヨット、カヌー等自然を相手にするスポーツ環境は豊富にあります。

B:泥棒がいっぱい
殺人や悪質な詐欺等は警察が追いかけますが、基本的に小さな政府を目指している事から警察官は少なく この為空き巣ねらい、
置き引きやクレジット犯罪が多く泥棒天国である。

お金を盗まれても盗まれたあなたが悪い理論が普通であり自己の責任が問われる国でもあります。
特に日本人は現金を持つ習慣がある事やお金持ちが多い事から狙われる確率が高いのが実状です。
安全な日本に慣れきっていますから 車に貴重品を置く又はお金をいっぱい入れた財布を人前で開く等の行為は、
泥棒を呼ぶ行為とは認識しなくてはいけません。

被害にあって お巡りさんを呼んで訴えても あなたが悪いと一言いわれるだけなのです。

C:スローライフ
NZの人々はゆっくりゆったりのスローな生活を送っています。家を建てても庭やドライブウエイ、その他の付帯設備は何年も掛けて仕上げます。
反面 銀行やスーパーマーケットに行っても長い列に加わって待つ事が多く、 家具や修理を依頼しても気の遠くなる程待たされ、
約束しても時間は決って守りません。スローな生活とは待つ身としては辛抱する事なのです。
そうなのです何事も諸刃の剣である事を再認識するでしょう。

D:ハプニングは起こる
海外どこの国でも共通する事ですが、文化や生活習慣の差からハプニングは日本に住んでいた頃とは比較にならぬ程発生し、
その解決の為の苦労は覚悟すべでしょう。

お巡りさんに嘘の証言をした場合 運が悪いと莫大な罰金や下手をすると刑務所に入らなくては行けない事態が待っています。


4NZ生活への手順
41:ロングステイの前に身に付けたい点
ロングステイをされる前に身につけたいスキルとして、言葉(英語)、PC,趣味の3つを推薦します。
@:英語
現地の人達とのパーテイやスポーツを通じ、交流する為にはある程度の英語力はコミニケーションツールとして必要になります。
しかしながら文化の違いから生活上でのトラブルは大小はあるにしても 必ずあるものと考えるべきです。

日本で日頃から英語の勉強をお勧めします。語学学校に通うのではなくラジオ、TVの英語講座などを毎日受講する方が 力がつきます。
実用的な英語は文法よりも語彙を多くマスターする事が重要です。料金ならば Charge, Fee, Fareと語彙を豊富に持つように勉強したいものです。
Fiveのvは下唇を噛んで発音する等と言う小さな事はいちいち気にして発音する等と言う事はやってはいられないのです。

NZ人は 我々日本人のたどたどしい英語を辛抱強く聞いてくれる国民なのです。
そうです。この国では 話そう!とする意欲があれば何とかなるのです。

A:PC
日本を離れても何かと日本の事情やニュースが気になるものです。又日本との友知人とのコミニケーションツールではこれほど安価なものはないでしょう。
この為にも
PC操作の基本は日本でマスターしておきたいものです。
E-mailWord,の操作やHPの作り方をマスターしHPを設置し同じ趣味の持つ方々と交流するのも良いのでは?
何よりも重宝なのは生姜の育て方やおはぎの作り方等の知りたい事や疑問点をたちどころに教えてくれる事です。
日本の本が手に入りにくい環境では万能辞書としても手放せないツールです。


B:趣味
御夫婦でこられる場合は共通の趣味を持ち 一緒に楽しむ事をお勧めします。又趣味は前記のように友達つくりにも大きな道具となります。
可能な限り日本で共通の趣味の実績を積まれる事をお勧めします。会社に勤務していた時期とは異なり多くの余暇の時間が想像されます。
この時間をいかに有意義に使用するかが快適な生活を送れるかの重要な項目になると思われます。
例えば
NZのゴルフは安く気軽に出来ますから NZで一緒に始められるのも1つの方法でしょうが、
日本で打ちっぱなしの練習所通い程度は日本で経験された方が宜しいのではと思います。

多趣味な人はロングステイヤーとしても成功率は高いと思われます。


:先ずは体験滞在
経験豊富な人に言わせると 海外へ住むことは勇気。行動そして資金のめどさえあれば誰でも出来る時代と言います。
体験滞在は今後、どの程度の資金でどの程度人生を楽しめるのかを予想する重要な経験です。
将来この国で生活をやっていけるかを決断し自信をつける機会でもあります。

御自分の目で現物を確認し、予め用意したチェックリストに基づき 自分のイメージに合っているかの確認をすべきでしょう。
体験滞在は確認したい情報を整理することが目標となります。
私の経験で考えられる確認項目を下記に整理しましたので参考にしていただければと思います。 

生活に関する情報確認項目
・食生活(食糧事情を魚屋、肉屋、八百屋、スーパーマーケット、アジア食品店、日用品店での価格、品質の確認を行う)
余暇の過し方(テニスコート、プール、ゴルフ場等 趣味の施設を確認する、BBQパーテイ、料理交換等にて どの程度自身の英語が通用するか、
          現地の人たちとの付き合い方は?等を確認するためにも現地の人々との交流経験をする。)

医療事情(ホームドクターや歯医者を訪問し確認)
銀行(両替や預金、送金)、郵便局に行き手数料や利用方法を確認する。
・バスの利用方法(実際に乗って料金の支払いや降りる合図を体験する)
レンタカー手配の方法
・日常生活(ゴミの分別、電気代やガスの支払い方法について確認する)

資金運用に関する情報確認項目
・為替レート、外貨預金(資金運用の基本である為替レートと外貨預金について実態を確認する)
・日本からの送金、銀行への預金そして生活費と資金運用についての相談会を実施する。
・住宅相談会&見学(不動産屋を訪問し賃貸条件や料金、3つ程度の物件を確認する)

上記内容を本格的なロングステイを踏まえ、自分でどこまで出来るかを検証したい。


:ロングステイ
体験ロングステイを経て、一寸長めのロングステイに挑戦する手順は快適な海外生活への近道です。
このロングステイでイメージ通りの生活が出来たら、このまま継続するか否かでしょう。
日本より安く、且つ快適に生活が送れたかどうかが最終結論を導き出すためのロングステイなのですから。
又 当初の不安要素である病気やアクシデントが発生した時のサポートサービスの確認や地元の人々との交流に自信をつける期間でもあります。

この段階では将来の生活スタイルとランニングコストを考え、不動産の取得若しくは借家でのロングステイ継続を検討したいと思います。
不動産の購入はライフスタイル(滞在期間、暮らし方)と手持ち資金そして為替レートとの相談になり個々人により大きく異なるでしょう。

答えが継続OKならば毎年繰り返し長期滞在を行う本格的ロングステイや移住を検討したいものです。


:移住
NZの移民制度は移住希望者にとって良い面悪い面共コロコロ変わり 且つ分かりづらく複雑であり、
移住を希望する人には先ず信頼できる弁護士を選ぶ事をお勧めします。
そして弁護士へ移民の可能性について相談する事です。
弁護士への報酬は時間当たり$
300と安くはないが 日本とNZをいったりきたりするのが面倒な人には、それだけの価値は期待できるでしょう。

、資料
資料1:ロングステイのニーズ
@、 ロングステイをしてみたい国は?
1位:オーストラリア2位:ハワイ、3位:ニュージーランド

A、  誰と一緒に? 
1位:夫婦、2位:一人

B、  過しかたベスト3は?
1位:自然の中でのんびり2位:生活習慣に触れたい、3位:現地の人との交流

C、  不安材料は?
1位:治安2位:医療、3位:トラブルの対処、4位:言葉、5位:各種手続き

D、  予算は?
1位、15万円30万円、2位30万円以上

E、  住む施設は?
短期ならコンドミニアム、長期ならアパートメント又はタウンハウス

F、  期間は?
希望は80%の人が1ヶ月〜1年未満であるが 実際は1ヶ月以内が60%。

 

資料2:月平均生活費の目安 (ニュージーランド)

食料費 35,000円
住宅費 100,000円
光熱費 10,000円
その他(コミニテイ―参加費、日用品、外食、その他) 35,000円
合計 180,000円

*為替レート:70円/$NZとして計算。
*御夫婦2人の価格。
*住宅費は1LDKのタウンハウスを1ヶ月レンタルすることを前提にした。





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